酒鬼薔薇聖斗の事件から見る、息子に拒絶される母親について &毒親に対して




思うこと


まずここです。↓

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■「帰れ、ブタ野郎」

 本の第二章「息子が『酒鬼薔薇聖斗』だと知ったとき」と題する母の手記は、念願の面会がようやく実現した場面から始まる。

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〈「帰れ、ブタ野郎」
1997年9月18日、私たち夫婦が6月28日の逮捕以来、初めて神戸少年鑑別所に収容された長男Aに面会に行ったとき、まず息子から浴びせられたのがこの言葉でした。
「誰が何と言おうと、Aはお父さんとお母さんの子供やから、家族五人で頑張って行こうな」と、夫が声をかけたそのとき、私たち二人はこう怒鳴られたのです。
鉄格子の付いた重い鉄の扉の奥の、青のペンキが?げかかって緑に変色したような壁に囲まれた、狭い正方形の面談室。並べてあったパイプ椅子に座り、テーブルを挟んでAと向かい合いました。あの子は最初、身じろぎもせずこちらに顔を向けたまま、ジーッと黙って椅子に腰掛けていました。
しかし、私たちが声をかけたとたん、
「帰れーっ」
「会わないと言ったのに、何で来やがったんや」
火が付いたように怒鳴り出しました。
そして、これまで一度として見せたこともない、すごい形相で私たちを睨みつけました。
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母親が面会に来た際に酒鬼薔薇聖斗が「帰れ、ブタ野郎」と拒絶していますが、


この意味が分かりますか?


ストレス反応というのは「自分の大切なものが脅かされた」ときに出るものです。
防御反応なのです。


彼が母親を徹底的に拒否をしているというのは、


彼(酒鬼薔薇聖斗)にとって「母親=自分にとって害を与える人間」という位置付けであるということです。


「帰れ、ブタ野郎」は拒否とか拒絶という見方ではなく、「防御」なんですよ。



母親が頭の悪い女性(後述しますが)だと「彼はこういう性格だから」というような解釈をします。(または「反抗期だから」など)



なぜかというと外的要因に理由付けすることで自分の頭を使わなくて済むからです。
自分の内面と向き合うことは非常に頭を使うので脳は拒否します。



ようは母親は「自分を変えることがめんどくさい」のです



考えたり、自分の内面と向き合ったり、努力したりすること拒否しているのです。
(本人の意思ではなくね)



この場合、母子関係がうまくいかない根本の問題は母親自身にあるのに、
反省することを拒否しているのですから
物事は何一つ解決しません。


そう、何も変わらないのです。


暖簾に腕押しで、この母親に対し周囲が1000000時間、
ひたすら「(具体的に)あなたのここがおかしいのよ!(具体的に)原因はこうで、(具体的に)あなたがこうしないとダメよ!」と必死に何度も何度も訴えても何も効果がないのです。この母親が変わることはありません。


受け入れてしまうと変わらなきゃいけないからです。
自分の事しか考えていないので脳はめんどくさくて聞かないのです。



母親は本を出してるみたいですが、
こういう母親がやることは
「表向きの謝罪」(自分に降りかかる被害を少なくするため。楽をするため)、
「自分はかわいそう」の理由付け、
「しょうがなかった」とかでしょうか。
言い訳や正当化をするのでは?



酒鬼薔薇聖斗としては
「このゴミ(母親)はマジで言ってもダメだから意味がねえ。本当にヤバいのはこの母親だ」


みたいに思ってるのではないでしょうか?



たぶん当たってるでしょう。


というのも、私も同じ経験をしているから。




個人的には母親と言うのは

・母子間で心の絆を作ること
・いつでも帰ってきてもいい、心が安心できる「安全基地」を作ること

が母親の役割であると思っているのですが、
このどちらも成し遂げていないので
戸籍上なだけで、この女性は母親と呼べるものではないかなと。


そして
大人になっても子供に拒絶されている母親は
人間性に問題があり、未熟であるため通用していないだけかと個人的には思います。


この場合の解決方法は「母親が精神的に成長する」以外ないのだけど、
子供に拒絶されている母親のとる行動は、自分が変わるのがめんどくさいので
「子供を何とかしようとする」になります。


だから母子関係は何一つ解決はしません。
だから頭が悪い。


毒親に対してはさっぱりと


子供からしたら害ですから関わる価値がないので
とっとと物理的に離れて絶縁して自分の人生を歩むことです。


よく「この世で一人のお母さんだから」などと言って毒親と縁を切れない人がいますが
それは自分の人生を生きる一歩を踏み出す勇気が無く
依存してまだ楽をしたいだけです。

また無能な人ほど人と繋がりたいバイアスがかかりますが、
繋がりたい思いはただの思い込みです。(古い女性に多い)


戸籍上は親子であっても
あくまでも人格は別であって、それぞれ自分の人生があるのですから、
解決していないのは彼女(母親)の問題であって
自分の問題ではありません。

彼女は彼女の人生を生きればいいのです。
毒親などに縛られて自分の人生が犠牲になる必要はないわけですから
とっとと無視して切り捨てれば良いと私は思います。

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